こんにちは、うしまるです
今日のテーマは「バビロンの大富豪から学ぶお金に愛される心得」についてお話します
では、さっそくみていきましょう!
今日のお品書き
こんな本を読みました!
先日こんな本を読みました
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
というタイトルでお金に関する勉強のための漫画かと思いきや
最後はなぜか泣けた(個人的な感想です)本だったので
この本で得られた知見と想うことを解説していきます
黄金に愛される7つの道具に想うこと
バビロンの大富豪って何?
まず、バビロンの大富豪ってなんぞや
という話ですが
それは遠い遠いはるか昔の紀元前のお話
バビロニアという現在のイラクらへんに大変栄えた文明がありました
バビロニアは交易により富を成した国で、商業的な取引や農作物の収穫量、土地に関するものや借入金の記録、税収などを行う各種計算が開発されたと言われています
そんなバビロニアの中の中心都市として勢力を誇っていたのがバビロンで、その都市の中で一番の大金持ちが都市運営に携わったり、住民へのお金の学びを教えていたという話がこのバビロンの大富豪の教えとして後世まで語り継がれるものとなっていたわけです
そんなバビロンの「黄金に愛される7つの道具」について解説していきます
詳しい内容は著書がわかりやすく物語調で解説していますので上の「こんな本を読みました」へリンクを貼っていますのでぜひ手にとってみてください
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望の優先順位をつけよ
- 貯めた金に働かせよ
- 危険や点滴から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
1.収入の10分の1を貯金せよ
さっそくですが、みなさん貯金できていますか?
日本国における全国民の貯金額は1000兆円あるらしいのですが
そのほとんどが50代以上と、要するに高度経済成長時代やバブリーなとき
世界中にメイド・イン・ジャパンが広がってきたときに蓄財された方々ということになります
以前祖母の定期預金通帳を見せてもらったことがあるのですが、郵便局にお金を預けているだけで年利5%ももらえていたのですよ
これすごいですよね
ただ、現在の30代前半から下の世代はというと生まれたときから不景気だ、失われた20年とか、ゆとりとか言われた世代
日本銀行情報サービス局というところが出している統計によると20代の預貯金の中央値が79万円、30代の預貯金の中央値が266万円なのだそうです
まずはこの額をそれぞれの世代で貯めることができていれば合格点というところでしょうか
で…
うしまるはそれができているかというと正直なところできていません
30代の預貯金の中央値の半分あるかないかなくらいです
そこでバビロンの教えを当てはめるならば、月の手取り収入が20万円の人は最低でも2万円は貯金に回しましょうということになります
これがうまくできるようになれば年24万円の貯金をすることができ10年間続ければ240万円のお金を貯めることができるようになります
当然その間に給料も上がっていくでしょうから30代から貯金を始めても中央値を達成することは出来そうです
2.欲望に優先順位をつけよ
今の若い世代は車とか高級なものに興味が無いと
バブリー世代の大人はいいます
が
別に興味が無いわけではないのです
もちろんそれが車とか高級品かどうかは別として
若い世代には若い世代なりのお金の使いたいところというものがきちんとあって、それは世代に限らずあるものだと思います
結局の所はその大本のお金が無いのです
この20年、アメリカの物価は約150%の上昇をしています
その間に日本はほぼ横ばい
これが何を意味するのかというと
当時100円だったものが日本では105円とかで今も買えるけど、アメリカだったら150円だということです
一見、値段上がってないからいいじゃん
ってなりそうですが
給料も上がってないですからね?
例えば月の手取り収入が20万円の人がアメリカだったら30万円の人と同じということです
アメリカではもはや年収1000万円以下は貧困層だなんて記事もあったくらいですから先進国の当たり前がもう日本の当たり前ではなくなってきているということです
とはいいものの日本は依然として豊かな国なので様々な欲しい物ややりたいことが存在しています
そのすべてをやれるのが一番良いわけですが大多数の人はそれができなくてその中でお金の悩みを抱えることになります
そんな人間の際限のない欲望に優先順位をつけていきましょうというのが2番めの教えになります
この優先順位をつけるためには、「価値観マップ」というものを作成すると良さそうです
価値観は人によって様々です
うしまるの場合は、美味しいもの食べたいとか車で快適なドライブがしたいとか遠くに行きたいとか、まだ独身ではあるものの家族ができたら家庭の時間を大切にしたいといったところが重点を置きたい部分になりますのでその中で何が一番自分自身にとって大切なのかを見つけてもらうときっと見えてくると思います
優先順位付けができたら、優先度の高いものにお金を投資し、低いものはばっさり切り捨てることで限られたリソースの中で一番幸せになる方法を見つけるというのがこのやり方になります
もちろん収入源が増えれば叶えられることも増えてくると思いますのでいま叶えられるものが自分の満足のいかないものなのであれば、借金をするとかではなくてより収入を増やすための方法を模索していく必要がありますね
お金がすべてでは無いですが、あるに越したことは無いですからね
3.貯めた金に働かせよ
バビロンの大富豪の教え3つ目が「貯めた金に働かせよ」です
1つ目の教えで貯金するとありましたが、ただひたすら貯金をすると今の日本では将来的には損をしてしまう可能性が高いです
もちろん基本的には貯金は銀行が元本保証をしてくれるので何もしなければたとえ銀行が潰れたとしても100万円は100万円のままです
しかし、ここで気をつけておかないといけないのでインフレリスクです
世界経済は年数%の成長をしています
例えば教えの2つ目で紹介したアメリカの成長が1.5倍となったときに当然ものの価格が100円→150円にあがり、年収の水準も年収200万円の人はいまの年収300万円の人と同じという話をしましたが、貯金の話でいうならば100万円は75万円の価値になっていることになります
ここらへんはざっくりなのでお許しください
かたや貯金には毎年金利というものが発生してお金が振り込まれますが現在の普通預金の金利は0.001%とかだったりするので100万円預けていても年間10円くらいしか増えません
20年預けて200円ちょっとなのに場合によっては15万円も価値が目減りしてしまう可能性があるということです
そこで3つ目の教えが、何かあったときの生活防衛資金が溜まったあとは貯めたお金をつかって投資をしましょうという話になります
生活防衛資金がいくら必要なのかもまたその人それぞれになりますね
ざっくり出すのなら毎月の平均的な出費を算出し半年~1年分の貯蓄があれば良いなんて話をよく聞きます
毎月20万円必要な人は120万円~240万円の貯蓄があればあとは投資へという話ですね
ここで気をつけたいのが投資といっても様々な方法があるということです
王道なものが株式投資や自己投資で他にも新しく自分自身の事業を作ってみるといったことが当てはまります
うしまるはまずはブログと輸入せどりと高配当株式投資を軸に始めて見ることにしました
4.危険な天敵から金を堅守せよ
サラリーマンになって何年かすると色々な営業をかけられるようになってきます
保険の勧誘とか不動産投資とか怪しいビジネスの話とかとか
そういう美味しそうな話
よーーーーーく考えてください
普通本当に儲かるなら自分たちで勝手にしますよね?
もしかしたら世の中には自分よりも他人が儲けられることが幸せ
といった人もいるのかもしれませんが
その人と当たる確率はあなたは高いのでしょうか?
結局のところ儲かるのは営業をかけて来た人たちです
そこにもちろん受け手側の私達が投資するメリットがあればしても良いですが
たいていの場合リスクの割にはあっていないはずです
また人生の大きな買い物をするときも要注意です
車や家
ときには数千万円の買い物をすることもあるでしょう
そのときの10万円の違いをきちんと検討していますか?
10万円のエアコンを購入予定だったが20万円のエアコンの方をおすすめされてすんなり買う人はいないと思いますが200万円の車にオプション10万円は即決しちゃったりしていませんか?
両方とも同じ10万円ですしそのお金を払うのは他ならぬ私達なのです
5.より良きところに住め
5つ目の教えは「より良きところに住め」です
昔は良い家に住むという話なのですが、現代でいうと職場の近くに住むよか便利な場所に住むとか人生が豊かになるような家に住むというのがあてはまります
この中で、うしまるが一番大事だと思うのが職場の近くに住むです
通勤時間ほど人生のムダはありません
うしまるは入社して5年ほどは片道70kmのところへ通っていて毎日3時間を電車の中で過ごしていたわけですが正直いって無駄でした
朝は満員電車に揺られ人にもまれながら会社につく前にはヘトヘト
帰りは仕事に疲れてぐったり、家につく頃には日付も変わろうかというところで平日はただ寝るために家に帰るのみ
今は通勤時間片道15分の職場なので家でゲームもできるしブログを書いたり本を読んだり資格の勉強をしたり場合によっては友人と食事を楽しんだり充実した日々が過ごせるようになっています
まずは職場に近い家に住んだりリモートでできるような仕事が自分自身の人生をより豊かにしていきましょう!
6.今日から未来の生活に備えよ
昨年あることで話題になりましたよね
老後2000万円問題
みんな、薄々気づいていたとは思うけれど老後のお金が年金だけではどうにもならないということを改めて突きつけられた状態です
この問題のどこが悪いのか
それはちらほらニュースであがってくる年金の運用が失敗しているから
ではなくて
日本の人口が減ってきているから
ということにほかありません
よく勘違いしやすいのが今給料から天引きされている年金のお金は自分自身への積立ではありません
それは今の年金をもらっている人たちへスライドされていき一部政府が将来を見越して積み立てたり投資運用をされていたりしています
結局のところその一部のつみたてや投資運用のしかも全体的にはきちんと運用されていて利益があがっているものが、世界情勢の影響で単年度の含み損になったことは盛大にニュースで取り上げられるものの本質的な将来への不安というところでは議論がされていない状態になります
戦後の日本はどん底の状態から這い上がり、人口も経済力もうなぎのぼりのように高めてきました
しかしここ数年、かつての最先端な日本の技術も、もはや過去の使い回しや未来への投資やチャレンジをしなくなってしまった日本企業に完成度を異様なまでに求める市場に埋没
人口も毎年30万人のペースで減少していっています
給料の上がらない日本の社会でいつまでこの状態を支えることができるのか
そう考えると今の20代/30代が年金を貰える頃に果たして年金だけで十分な生活費をまかなうことなんてできるのでしょうか…
結局私達が老後に向けてできることは次の世代を育むか自分たちで老後の資金を準備するしか無いわけです
7.自分こそ最大の資本にせよ
結局のところ自分自身への投資が一番でかいよという話
ここ最近本業以外で稼ぐとなったときに大きな壁が立ちはだかります
100円の重みが大きいです
配当金にしろ、物販ビジネスにしろ、ブログにしろ
月1000円を超えるのがなかなか大変です
言い方は極端かもしれませんが
会社っていうのはまぁよくできていて
中には1時間まったく仕事してなかったり居眠りしていただけの人でも
時給2000円超とかの人もいるわけですから
(※その結果将来どうなるかは別としてもその時間はお金が発生している)
本業の単価を上げるということは非常に重要です
最近つくづく思うのが
日本社会における給料は、「働く場所×年齢」です
どんなに仕事ができていてもそもそも儲からない業種で働いていたら給料も少ないですし、同じ会社で役職や実態としての責任範囲は重かったとしても年齢が高ければそっちの方が給料が高くなったりします
特に最近うしまる的なところでいうと自分自身がPLをしていても20歳くらい年上で作業自体は1担当者の人の方が2倍超も給料をもらえる状態です
しかも顧客からもらっている額はうしまるの方が多いのにです(給料が吸い取られてます…)
とはいいつつもうしまる個人としてはじゃあその年までそこで働きたいかといえばNO
最近はチームワーク型雇用からジョブ型雇用に日本もシフトしていっているなんて話もありますが、チームワーク型雇用で育っていった今の上司たちが部下の評価をきちんと仕事として評価できるかといえば疑問です
結局職場の評価がどうであろうとサラリーマンは時間を対価に収入を得ています
そうなるとより自分自身を金銭的対価で評価してくれるところを探すのも1つの手段なのではないでしょうか
最後に
いかがでしたでしょうか
この記事が、そしてこの本が少しでも皆様の人生のお役に立てれば幸いです
そして最後にこの本を読んでうしまるが泣けた理由についてお話したいと思います
うしまるはおばあちゃんっ子だったので大学卒業してからおばあちゃんと一緒に暮らしていました
最初の何年かは元気だったけれど、骨密度が低く圧迫骨折で入院や通院が何度かありましたが、とある看護師さんから心無い一言をかけられたせいでうつ状態になってしまいそこから一気に体調を崩して92歳と大往生ではありましたが、3年前にこの世を去ってしまいました
私の母としては兄弟も父親もすでに他界しており最後の家族だったのですが、生活のために仕事をやめられずうしまるもさすがにまだ親の面倒を見れるほど稼げていなかったのでなかなか最後の年を過ごさせてあげることができませんでした
それにうしまる自体も仕事が忙しくて今思えばもっといろんなところに連れて行ってあげればよかったとかもっと一緒に過ごせる時間がとれればよかったなんて後悔をしていたりするわけです
この経験から、結局元気なときに楽しいことはしておかないと意味が無いです
今仕事でストレスを抱え込んだり、大事なプライベートの時間を削ったり、無駄な通勤時間に拘束されたりそんなことをしている場合ではありません
あなたの幸せはきっとそんなことではないはずです
人間亡くなる直前にする後悔はやったことへの後悔ではなくやらなかったことへの後悔だそうです
これからは100年の人生とも言われています
100歳になるまで結局お金に悩んだなと思うか
100年間いろいろあったけどあれもやったしこれもやったし楽しかった
と思えるかはまさに今の自分の行動したいなのだ
そう思うと自然と涙が出てきたそういった本でした
興味がある方はぜひ手にとって貰えれば幸いです
それでは、今回はこのへんでノシ