Python｜Pythonでくりかえし(for/while)処理をしてみよう！

こんにちは、うしまるです。

今日はPythonで繰り返し処理をしてみましょう。

繰り返し処理とは？

繰り返し処理とは、その名の通り、ある処理に対して同じことを何回も行う処理のことをいいます。

例えば、プログラムは通常上から順番に1つずつ実行することしか出来ませんが、中には特定のデータを大量に計算していきたいときなど、決まった回数や条件を満たすまで同じことを実行したいときが出てきます。

今回は、そんな繰り返し処理について、Visual Studio CodeとPythonを使って実行する方法について、解説します。

繰り返し処理を動かしてみよう！

基本的にPCは、繰り返す処理が得意なのでどのプログラミング言語でも繰り返し処理のための書き方が用意されていたりします。また繰り返し処理のことをループ処理ともいいます。

Pythonで使用するループには何種類かあります。それぞれ使い方が違いますので一つ一つみていきましょう。

for文を使ってみよう

for文は、1から100までの数字を順番に出力するといったような繰り替えし処理を行うことができます。 割とC言語系でもfor文はあったりと繰り返し処理では他言語でも見かけやすい構文になります。ただ、言語毎に使い方が違うので、まずはPythonの場合のfor文の書き方についてみていきましょう。

for [変数] in [繰り返し可能なオブジェクト] :

[コードブロック]

[変数]部分がある特定の順番のときに呼び出される値部分。[繰り返し可能なオブジェクト]とは、基本変数に代入可能なものと考えてもらえれば良いです。例えば、数字の”5″とか文字列の”九州”とかリストの[0,1,2]とか「a = “福岡”」みたいな形で入れられる右側の部分ですね。

次に[変数]と[繰り返し可能なオブジェクト]の関係について説明します。

例えば、[繰り返し可能なオブジェクト] = [’福岡’,’佐賀’,’長崎’,’大分’,’熊本’,’宮崎’,’鹿児島’]とあったとします。for文を実行したとき、繰り返し可能なオブジェクトの個数回だけ実行されるので全部で7回、[コードブロック]部分が実行されることになります。この[コードブロック]上で、「print([変数])」を記述しておくと、1回目は”福岡”と表示され、2回目は”佐賀”、3回目は”長崎”…といった順に呼び出されます。

では、実際に実行内容を見てみましょう。

実行結果は、下のような表示となります。

福岡　　←1回目の実行結果
佐賀　　←2回目の実行結果
長崎　　←3回目の実行結果
大分　　←4回目の実行結果
熊本　　←5回目の実行結果
宮崎　　←6回目の実行結果
鹿児島　←7回目の実行結果

While文を使ってみよう

While文はC言語系では特定の条件を満たしていればずっとループ処理を実行する構文です。Pythonでも同様にWhile文の条件式が”真”の状態であればずっとループ処理を行います。

While [条件式] :

[コードブロック]

では、実際に動かしてみましょう。

今回設定する[条件式]は、「value < 5」を設定してみます。これは、valueが5未満であれば”真”となりますので、その条件を満たしている間はずっと処理が続きます。逆に”偽”となったときに処理は終了します。次の例では、valueを0から1ずつ動かしてみてどうなるかみていきましょう。

While文の中ではまず、変数valueの値を出力してから1ずつ足してループ処理を実行しています。そして0, 1, 2…と増加していき、5になったとき条件を満たさなくなったためループ処理を終了しています。

まとめ

今回は、ループ処理について紹介しました。この2つが使えるようになるとひとつ処理を作ると何回も同じ処理を実施することができますね。

それでは今回はまたノシ

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