こんにちは、うしまる(@usitubo)です。
Matplotlibとは?
Matplotlibは、Pythonで定義したり、計算した結果を、アニメーションや、インタラクティブに視覚化することができるグラフ描画ライブラリです。
ドキュメントサイトはこちら→https://matplotlib.org/
グラフは、ドキュメントサイト内でもかなりの数があり、二次元や三次元のグラフを描画することが出来ます。それぞれにデモソースが準備されているのでいろいろ試してみてもおもしろそうです。
行列計算などを実施するNumpyと組み合わせるとデータの可視化にも便利そうですね
Matplotlibの環境をインストールしよう
VSCodeとPython環境を使った、Matplotlibの環境構築手順について解説していきます。
Matplotlibは、Anacondaをインストールすると簡単に利用することが出来ます。特にAnaconda環境の人で、ベースの環境を使っている場合はデフォルトで入っているので、ソースの最初にimportするだけで使用することができます。
Anacondaのインストールがまだの人はこちらの記事を参考にしてみてください。
環境を新規作成した場合は、ライブラリのインストールが必要になります。
AnacondaNavigatorを開いて、[Environments]>[作成した環境]の▶をクリックします。
中央上部のタブを[Not installed]に変更して右端の検索欄に「matplotlib」と入力してみてください。検索結果に「matplotlib」の項目が表示されれば、まだ未インストールの状態ですので、チェックをつけてください。
最後に画面右下の[Apply]ボタンをクリックするとインストールを実施することができます。
それぞれの環境に沿って導入してみてください!
Matplotlibを使ってグラフ表示をしてみよう
さっそくVSCodeとPythonでMatplotlibライブラリを使用したグラフ表示を実施していきましょう。
今回は簡単な二次元グラフのサンプルを使用してみます。使用するソースはこちら
import matplotlib.pyplot as plt x = [100, 200, 300, 400, 500] y = [1, 2, 3, 4, 5] # グラフを書く plt.plot(x, y) # グラフのタイトル plt.title("x / y") # x軸のラベル plt.xlabel("x") # y軸のラベル plt.ylabel("y") # 表示する plt.show()
実行結果はこちらになります。
無事グラフが表示されました。Pythonで取り扱うデータがこうして可視化されるのは素敵ですね。このまま資料として使用できそうなところも良さそう。
最後に
今回はVSCodeとPython、Anacondaをメインで使用したグラフの可視化サンプルを動かしてきました。プログラムをしていると、なかなか画面側の実装をしない限り数値以外の実行結果が目に見えてわかることは無いのですが、Pythonではこうした可視化用のライブラリも用意されているので、一層便利に使えそうです。
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それではまたノシ
今回はVSCode×Pythonで計算した結果をMatplotlibというライブラリを使ってグラフ表示する方法を解説していきます。
では、さっそくみていきましょう!