特定の処理を繰り返し実行したいときは繰り返し用の命令文を使用します
Pythonでは繰り返しの命令文の一つとしてwhile文とfor文が用意されています
このページではwhile文について解説していきます
while文とは?
while文はブロック式で記述することができます
インデントの階層が同じ場合上から下まで条件式がTrue(真)である限り実行されます
whileを使用する場合は必ず条件式がFalse(偽)になる処理もしくはbreakを使用しましょう
設定を忘れてしまった場合ずっと繰り返しが続きます
whileの使い方
while文は条件式を処理の途中で変化させて使用する場合と、breakを使って処理を抜ける場合の2通りがあります
それぞれの使い方についてここから紹介していきます
条件式を使った場合
まずは条件式の真偽が変化する場合の使い方について紹介していきます
while 条件式
条件式がFalseになる処理
では、実際に動かしてみましょう
コードの例を紹介します
count = 0
while count < 2:
count = count + 1
では実際に動かしてみましょう
条件式を使ったwhile文を使用する場合は、指定回数実行されたかを判定する変数を使用したり、特定の条件や計算結果になったときにwhile文を抜けるような条件式を設定します
ここでは、変数countの初期値を0に設定して、1度実行するごとに変数countに1を追加していきます
while文の中の処理が一巡すると再度実行が始まる前にwhile文の条件式の評価を行います
ここでまだ条件式の評価結果がTrueであれば再度実行される仕組みとなっています
breakを使った場合
続いてbreakを使ったwhileの使い方について紹介していきます
while 条件式A
処理A
if 条件式B:
break
では実際に動かしてみましょう
コード例はこちらになります
count = 0
while count < 5:
print(count)
if count == 3:
break
count += 1
動作結果はこちらになります
breakを使用するときは条件分岐のif文と併用して使用することが多いです
while文の条件式では変数countが5になるまで実行されますが、while文の中で条件分岐の変数が3となったときにbreak文が設定されるためそこで処理を抜けます
実際の出力結果も変数countが3になるまでで処理が終了しました
while [条件式]:
処理A