こんにちは、うしまるです。
今回はPythonで使える演算子について解説していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
演算子とは?
演算子とは、プログラミング上で計算を行ったり、if文のような条件を設定するために使う記号のことです。基本的は、四則演算で使う”+-*/”といったものから”&<>”といったものまであります。
Pythonで使われる演算子にも色々な種類があります。大きくは下の5つになります。
- 算術演算子…足し算・引き算・掛け算・割り算などで使用
- 比較演算子…2値が等しい・どちらかが大きい・どちらかが小さいなどの比較で使用
- 論理演算子…答えが2通り(真偽)の状態となる計算で使用
- ビット演算子…ビット単位での計算で使用
- 代入演算子…演算子に対して右側の値を左側に代入する計算で使用
では、細かく見てみましょう!
Pythonの演算子の種類
1.Pythonの算術演算子を知ろう
Pythonで使用できる算術演算子を見てみましょう。
引き算(-) → a – b
掛け算(*) → a * b
割り算(/) → a / b
負数(-) → -a
余り(%) → a % b
累乗(**) → a ** b
切り捨て除算 → a // b
2.Pythonの比較演算子を知ろう
Pythonで使用できる比較演算子についてみていきましょう。
比較演算子は演算子の前後の関係が成り立つかどうかを判定するために使用します。この比較の結果、成立する場合は真(true)・成立しない場合は偽(false)となります。
aとbが異なる(!=) → a != b
aがbより小さい(<) → a < b aがbより大きい(>) → a > b
aがb以下(<=) → a <= b aがb以上(>=) → a >= b
3.Pythonの論理演算子を知ろう
Pythonで使用できる論理演算子についてみていきましょう。
論理演算子も、比較演算子と同様に演算子の前後の関係が成り立つかどうかを判定するために使用します。こちらも同様に、成立する場合は真(true)・成立しない場合は偽(false)となります。
aまたはbが真(or) → a or b
aが偽であれば真(not) → not a
4.Pythonのビット演算子を知ろう
Pythonで使用できるビット演算子についてみていきましょう。
ビット演算子は、主に2進数を扱う時に使用します。ビット単位といったりすることもあります。ソフトオンリーのときは、あまり出てこないですが、IoTや機械など実際のものを扱うようなソフトの中では取り扱う場合が多いです。
aをbビット右シフト(<<) → a >> b
aをビット反転(~) → ~a
aもbも1bit目が1(&) → a & b
aもしくはbの1bit目が1(|) → a | b
aとbの1bit目が違ったら1(^) → a ^ b
5.Pythonの代入演算子を知ろう
Pythonで使用できる代入演算子についてみていきましょう。
代入演算子の基本は、演算子の左側の変数に対して、右側の値や計算結果を入れるための演算子となります。
aにbを足す(+=) → a += b
aからbを引く(-=) → a -= b
aにbを掛ける(*=) → a *= b
aからbを割る(/=) → a -= b
まとめ
今回は、Pythonの中で使える演算子について紹介していきました。これらを基本にPythonを使って色々な計算ができそうです。
それでは、またノシ