こんにちは、うしまるです。
今回は、Pythonの定数と変数の違いについて勉強していきましょう。結論からいくと、Pythonにはこう書けば定数になるといった考え方はありません。
しかし、プログラミングをする上で、この定数と変数の考え方はとても重要になってきますのでぜひ覚えていきましょう!
Pythonの定数について知ろう!
定数とは?
定数とは、字のごとく、定められた数のことです。ただし、プログラムで扱う定数は、数値以外にも文字列など特定の値の代わりとして使用されることが多いです。
各プログラミング言語で使い方が違うというよりもソフトの作り方として名前の付け方や分類が違ったりするので実際に仕事として定数を使うときは、ソフトの改修の場合は、名前の付け方に関するルールを確認することが求められます。
また新規でソフトを作成するときも、個人での試作レベルであれば、あまり気にすることはないですが、大規模な開発もしくは多人数が関わるような開発を行う際は、はじめに名前の付け方ルールを決めておくと後々助かります。
Pythonにおける定数とは?
Pythonにおける定数というのは、サポートされていません。単純な定数という意味では、数字の7とか文字列の”あ”なども定数といえば定数なのですが、Pythonにおいてはあまり気にしなくて良さそうです。
ただし、開発において条件などに値を入れ込んでしまうのは、意図しないプログラムを開発してしまういわいるバグを仕込みやすくなってしまうため無理やり変数を定義して固定値として使う方法があります。変数については次の章で解説していきます。
C言語系では慣習的に、アルファベットの大文字と”_”を使って表現していますのでPythonでも同様に表現すると良いと思います。
実際に定数を使ってみよう!
では、実際にPythonで定義をしていきましょう。
[定数] = ‘[文字列]’ or [数値] or [オブジェクト]
基本は、[定数]に対して文字列や数値、オブジェクトなどを追加してあげます。
今回は簡単に文字列と数値でみていきましょう!
今回は文字列と数値を試してみました。実際のPython開発現場でどのようにしているのかがわからないところではありますが、C言語系開発では固定値は大文字で記載する現場が多いです。ただ今回の例のような単純な大文字だけではなく例えば、”ID_STATION_HAKATA”みたいなジャンル分けされるような命名規則があったりしますので、開発に携わるソフト毎にどのような名前の付け方をしているのか見ていく必要があります。
Pythonの変数について知ろう!
変数とは?
変数とは、字のごとく、数が変わるものです。ただしプログラムで扱う変数は、数値以外にも文字列やオブジェクトと呼ばれるデータの塊みたいなものも取り扱うことができる箱のような位置づけになります。
各プログラミング言語で違うのでそれぞれのプログラムでどのように変数が扱われるのかを見ていく必要があります。
Pythonの変数は?
Pythonの変数は、変数の名前をつけてあげればそのまま使うことが出来ます。正確にいうと名前をつけた状態のときはまだ何者でもなくて、値を入れてあげた時に自動的にどんな箱なのかが決定されます。
ここはC言語系と違うところで、C言語系であれば事前に箱を作った時にどんな箱なのかを決めてあげる必要があります。このようなどんな箱なのかを”型”といいます。
実際に変数を使ってみよう!
では、実際に変数を使ってみましょう!
[変数] = ‘[文字列]’ or [数値] or [オブジェクト]
簡単に、文字列と数値でみていきましょう!
Pythonではどのように書いても変数として認識してくれますが、これも定数と同様で開発に携わる案件毎での慣習に沿った方が良さそうです。とりあえず調べてみた感じでは、英数字の小文字で定義すれば良さそうです。
ちなみに最初の箱に”文字列”を入れてあげた後に、”数値”を入れてあげるなんてことも出来ます。バグを仕込みやすくなるのであまりこういった使い方はおすすめしないですがPythonではここらへんがあまり関係無いようです。C言語だと入れた瞬間にエラー吐いてバグ扱いです。
ただし、入れ込んであげる型は統一させてあげたほうが良さそうです。文字列と数値を同時に扱うにはまた別の方法が存在しますのでどこかでご紹介したいと思います。
まとめ
今回はPythonを使って変数と定義について紹介しました。プログラム学習的にはあまりスキルアップ感が無いところではありますが、この名前の付け方や、定数・変数の使い方は仕事としてプログラミングをする上ではかなり重要になってきます。
よく開発現場であるバグのうち、徹夜レベルになるのが色々なところに直接値を追加している場合。ひどいときはたった一文字のせいで製品を世に送り出すことが出来ずに潰れた会社もあったりなかったり。
実は開発現場で時折あるのが新機能を作成する時、イメージだけで話すとふわっとなるのことがあるのでモックというハリボテプログラムを作ったりすることがあります。
自販機を例にあげると、お金を入れて10個あるボタンのうち1つだけボタン押したらジュースが買えますみたいなやつです。当然おつりは出てこないし、他のボタンを押してもうんともすんとも言わないようなものです。
その時は当然さくっと作り上げることが求められるのであまりこういった変数やら定数やら意識せずに中には作る人もいます。
あれやこれやと議論の末、あれ?時間があまりないぞとなるとこのプログラムのある部分はそのまま製品に組み込まれていきます。そしてその機能を主軸として開発が続けられ気づけばコードは数万行へと進化を遂げたある日、バグが見つかります。
そしてそのときには当時の開発者もおらず、なぞの数値があって、はてさてどうしたものか…
なんてことにならないためにも日頃から気をつけていきたいところですね。
それでは今回はこのへんでノシ
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