こんにちは、うしまるです
今日もVisual Studio Codeを使ってプログラミングの勉強をしていきましょう
今回はVisual Studio Code(以下VSCode)に、新しいPython用の拡張機能「Pylance」が登場したので、その導入方法とお決まりの”Hello World”をしてみたいと思います
まだVSCodeをインストールしていないよという方は、こちらの記事でインストール方法について解説していますので合わせて確認ください。
Pylanceって何?
Pylanceは、マイクロソフト社が提供する高機能プログラミングエディタ Visual Studio Code向けの拡張機能です
Pythonでプログラミングを行う際のユーザの入力に対する補助や補完を目的としたツールとなります
現在公式的にはPython用の拡張機能が存在していますが、マイクロソフトの発表によると今後はこちらに置き換わっていくようです
ちなみに、すでにPythonの拡張機能を導入している人はそのまま上書きで使用することができます
Pylanceの主な機能について紹介します
- タイプ情報の表示
- 自動インポート機能
- タイプチェック診断機能
- マルチルートワークスペースのサポート
タイプ情報の表示
タイプ情報の表示は、関数や変数などにカーソルをあわせた際に利用できます
この機能を使うことで
関数や変数の呼び出しが正しくできているかどうかを
リアルタイムに確認することができるようになります
自動インポート機能
自動インポート機能は、事前にimportを入力しなくても
コードを書く際にインポート予定のモジュール名称を記載すると
インストール済みのモジュールが勝手に保管される機能です
importの入力漏れも減らせそうですね
タイプチェック診断機能
タイプチェック診断機能は、変数の型をチェックする機能です
この機能を使用すると、作成したコードの変数の型が
正しく使用されているかどうかをチェックしてくれます
思わぬところで実行エラーとなることを回避できますね
マルチリートワークスペースのサポート
マルチルートワークスペースとは、VSCode上で開いたフォルダ同士で
シームレスに動作する機能のがVSCodeに備わっているのですが
Pylanceでもこの機能をサポートしています
Pylanceを追加してみよう
この章からは実際にVSCodeにPylanceを導入していきましょう
手順1:VSCodeを開いて拡張機能ボタンをクリック
まずはVSCodeを起動しましょう
もしまだVSCodeをインストールしていない場合はこちらの記事を参考にしてみてください
起動したら矢印の部分を選択してみましょう
手順2:拡張機能から検索する
画面左側のサイドメニューが表示されたら
テキストボックスを選択しましょう
テキストボックスに”Pylance”を記載してみましょう
次に緑色のインストールを選択します
手順3:インストールが完了するまで待つ
インストールが開始されると
青色で「インストールしています」と表示されます
完了するまで待ちましょう
手順4:Pylanceインストール完了
赤枠部分に”アンインストール”と表示されたら
インストール完了です
手順5:切り替え作業を実施
Python環境を初めて作成する人はこちらの手順は実施不要です
すでにPython環境を入れている人は切り替え作業が必要です
画像みたいな画面が表示されるので
“Yes, and reloaded”ボタンを押してください
少し待つと完了します
PylanceでHello World
手順1:ソースコードを作成
Pythonの組み込み関数printを使って”Hello World”を出力してみたいと思います
Pylanceが導入されたことで関数の引数について説明がでてきたりしていますね
ソースはこちらになります
とてもシンプルですが…
#PylanceでHelloWorldを動かしてみる! print("Hello World!")
では実際に動かしてみましょう!
F5でデバックを開始できます
実行結果が赤枠の部分となります
Hello World!
表示されましたね
最後に
今回は新しくマイクロソフトから登場したPylanceをVSCodeに導入してみました
このブログでは他にもPythonの基本的な項目を取り扱った記事を公開しています
合わせて読んでいただけると幸いです
このブログでは、Pythonの基本的な項目についても解説しています。
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